きろくのタネ

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保育園で発達のことを言われたとき
——0歳から預けた母が、いま思うこと

2026年11月2日

先に答え
  • 保育園からの指摘は診断ではなく、様子を教えてもらうきっかけ
  • 気になることは、担任に具体的な場面を聞いてみる
  • 相談先は市区町村の子育て支援窓口や保健センターの発達相談

送迎のときや連絡帳で、保育園の先生から「気になることがあって」と声をかけられる。そのひと言で、頭の中が一気にいっぱいになることがある。何を聞けばいいのか、どこに相談すればいいのか、分からないまま時間だけが過ぎていくこともある。

わたしの場合

息子は0歳から保育園に通っている。0歳から同じ4人の小さなクラスで、担任の先生は息子にとって第二の母のような存在だった。

仕事があって、一日じゅう息子をみることはできなかった。正直、0歳から預けたことを後悔した時期もある。

でもいま振り返ると、保育園に通っていたからこそ、発達のことに気づくことができた。息子をよく見てくれた先生方のおかげだと思っている。

保育園で「発達のことが気になる」と言われたとき、何が起きている?

それは診断ではなく、集団の中での様子を伝えてもらっているということ。保育園の先生は、家庭では見えにくい「集団の中での子どもの様子」を日々見ている。たとえば、同じ年齢の子どもたちと並んだときの言葉のやり取りや、切り替えの場面での様子など、家の中だけでは気づきにくいことがある。先生の言葉は「この子はおかしい」という評価ではなく、「こういう場面があったので、知っておいてもらえたら」という情報の共有であることが多い。

なぜ保育園の先生が気づくことがあるのか

それは、同じ年齢の子どもたちをたくさん見ているから。保育園の先生は、毎年多くの子どもたちの育ちに関わっている。その中で「この年齢だと、こういうことが多いな」という感覚が積み重なっていく。家庭では一人の子どもをじっくり見ているからこそ気づきにくいことも、集団の中では見えやすくなることがある。どちらが正しい・間違っているということではなく、見ている場所が違うということに近い。

言われたとき、まず聞いておきたいこと

まず知りたいのは、具体的にどんな場面でそう感じたか、ということ。漠然と「気になる」と言われるより、「どんなときに」「どのくらいの頻度で」そう感じるのかを聞くと、家庭での様子と照らし合わせやすくなる。

たとえば「切り替えのときに時間がかかることが多い」と言われたら、「家でも同じような場面があるか」を振り返ってみる、というように、保育園と家庭の様子をつなげて考える材料にできる。

どこに相談できる?

最初の相談先は、市区町村の子育て支援窓口や保健センターであることが多い。乳幼児健診を担当している保健センターでは、発達についての相談を受け付けている窓口があり、必要に応じて専門の相談機関や医療機関を紹介してもらえる。かかりつけの小児科医に相談するところから始める方法もある。実際の窓口の名称や手続きの流れは自治体によって異なるため、まずは自分の住む市区町村の窓口で確かめることになる。

気づく時期と、その後の支援について

気づく時期は、それぞれの子どもや状況によって違う。気になることがあれば、早めに専門職に相談する場を持っておくことが、その後の情報を整理する助けになる。気づいたのが遅かったと感じても、相談できる場はある。わたし自身、保育園に通っていたからこそ、息子の様子に気づいてもらえた場面があった。それは保育園に通っていたから起きたことであって、通っていなければ違う形で気づいていたかもしれない。どちらが良い・悪いということではなく、気づき方は家庭によって違う、ということだと思う。

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この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、医療上の助言ではありません。保育園の先生から言われたことについて不安があるときは、かかりつけの医師や専門職、市区町村の窓口に相談してください。