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療育の面談で「家庭でのようす」を伝えるコツ
——具体的なエピソードがいちばん強い
療育(児童発達支援・放課後等デイサービスなど)では、定期的に面談があります。個別支援計画を作るとき・見直すときには、必ずと言っていいほど「おうちではどうですか?」と聞かれます。
この質問、実はとても答えにくいものです。毎日一緒にいるからこそ、どこから話せばいいのか分からない。この記事では、伝わりやすい話し方の「型」を紹介します。
個別支援計画は「一緒に作るもの」
個別支援計画は、お子さん一人ひとりに合わせて「この半年、どんなことを大切に支援していくか」を決める計画です。作るのは事業所ですが、材料になるのは家庭からの情報と希望です。つまり面談は、保護者が査定される場ではなく、計画づくりに参加する場です。
「性格のまとめ」より「具体的なエピソード」
伝えるときのいちばんのコツは、まとめようとしないことです。
エピソードの言い方:「毎朝、青い靴下じゃないと泣いてしまって、着替えに30分かかる日があります」
どちらも同じことを伝えていますが、エピソードのほうが、支援者には状況がはっきり見えます。「いつ・どんな場面で・どのくらい」が入っていると、支援の手がかりになります。うまくまとめる必要はありません。見たままを、そのままのことばで話すのがいちばんです。
「困りごと」と「できたこと」を、両方持っていく
面談ではつい困りごとが中心になりますが、「最近できるようになったこと」も同じくらい大事な情報です。できたことは、支援がうまくいっているサインであり、次の目標を決める土台になります。「初めて『かして』が言えた」「靴を自分で履けた」——小さなことほど、伝える価値があります。
「5領域」という整理のしかたを知っておくと便利
児童発達支援の世界では、お子さんの育ちを5つの領域で見る整理のしかたが使われています(こども家庭庁の児童発達支援ガイドラインより)。
ことば(言語・コミュニケーション)、からだ(運動・感覚)、せいかつ(健康・生活)、こころ(認知・行動)、人との関わり(人間関係・社会性)。家庭でのエピソードをこの5つに沿って1つずつ思い出してみると、「そういえば」が出てきやすくなります。支援者と同じ地図で話せるので、面談もかみ合いやすくなります。
家庭からの希望を、1つだけ決めておく
最後に、「家庭として、これができるようになったらうれしい」という希望を1つだけ持っていきましょう。たくさんはいりません。1つあるだけで、計画に家庭の声が入ります。
家庭でのエピソードを、5領域に整理してくれるアプリがあります
きろくのタネは、日々の「ひとこと」の記録をAIが5領域に静かに仕分けて、面談の前にボタンひとつでA4のノートにまとめるアプリです。あなたの言葉は一字も変えません。要約も診断もしません。
7日間無料で試してみるこの記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、医療上の助言ではありません。制度や面談の進め方は事業所・自治体により異なります。くわしくは通われている事業所や相談支援専門員にご確認ください。