きろくのタネ

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相談支援専門員の面談で聞かれること
——生活の全体像を、あわてずに伝える

2026年9月21日

療育(児童発達支援)を使うには、市町村の支給決定と「障害児支援利用計画」が必要です。その計画を作るのが相談支援専門員。はじめて会うときの面談は1時間ほどかかることが多く、聞かれる項目も多いので、「何を聞かれるんだろう」と身構えてしまいますよね。

先に大事なことをひとつ。相談支援専門員が知りたいのは、お子さんの発達の細かい評価ではなく、「暮らし全体がどう回っているか」と「家族が困っていないか」です。療育の先生や医師とは、見ているところが少し違います。

だいたい、この順に聞かれます

全部答えられなくて大丈夫

「1日の流れ」と聞かれて、時間が思い出せなくても構いません。「だいたい7時に起きて、園から帰るのが4時ごろ」で十分です。困りごとも、順位をつけなくて大丈夫——ただ、「今いちばん困っているのはこれ」を1つ言えると、計画がそこから組めます

家族の負担について話すのは、ためらう方が多いです。でも、相談支援専門員にとってそれは責める材料ではなく、使える制度を探す手がかりです。「夜が続くと私がもたない」と言っていいのです。

持っていくと早く進むもの——受給者証(あれば)、手帳(あれば)、園や療育の連絡帳、検査の結果、そして家庭のようすが分かるメモ。市町村から「5領域20項目の調査」の結果をもらっていれば、それも。ガイドラインは事業所にその結果の活用を求めています。

モニタリングは、半年に1回ほど

計画は作って終わりではなく、おおむね6か月に1回、見直しの面談(モニタリング)があります。そのときに聞かれるのは「前回から何が変わったか」。「できるようになったこと」「新しく困っていること」「利用先を変えたいか」。日付のついた記録があると、この面談が短く、正確になります。

きろくのタネの「計画の聞き取り用」ノート

きろくのタネには、この面談のためのノートがあります。プロフィール(診断・検査・手帳・受給者証・通い先・受診のきっかけと初診の時期)、1日の流れ・1週間の利用先、家族の状況と負担、この子に望んでいること、これからの希望、話せることば(初語の時期つき)、はじめてできたこと(月齢つき)、5領域の様子(記録のない領域も「なし」と表示)、生活の中で困っていること——聞かれる順に並んでいて、書けていない欄は「未記入」のまま印刷されます。空欄があっていい、と思って持って行ってください。

聞かれる項目に沿って、1枚にまとまります

ふだんの「ひとこと」とプロフィールから、相談支援専門員との面談に持っていける計画の聞き取り用ノートができます。あなたの言葉は一字も変えません。

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参考:こども家庭庁「児童発達支援ガイドライン」(令和6年7月)第4章(障害児支援利用計画・児童発達支援計画の作成とモニタリング)、第3章 2(2)家族支援。こども家庭庁の掲載ページ。この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、面談の流れは事業所・自治体により異なります。