きろくのタネ

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5領域って何?
——児童発達支援ガイドラインの5領域を、家庭の言葉で

2026年9月21日

療育の面談や個別支援計画の書類で、「5領域」ということばを見かけたことはありませんか。「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」——この5つです。むずかしそうに見えますが、中身はふだん家で見ている子どものようすを、5つの引き出しに分けたものです。

この5領域は、こども家庭庁の「児童発達支援ガイドライン」(令和6年7月)で決められています。療育の事業所は、この5領域の視点でお子さんのようすを把握し(アセスメント)、個別支援計画を作るときは5領域すべてとの関連を書くことになっています。つまり、面談で先生が「おうちではどうですか?」と聞くとき、頭の中にはこの5つの引き出しがあります。

5つの引き出しを、家のようすで言うと

ガイドラインの定義を、家庭で見える場面に置き換えるとこうなります。

「どっちに入るの?」と迷いやすいところ

家庭の記録を5領域に分けようとすると、迷う場面がいくつかあります。ガイドラインの定義に沿うと、こう整理できます。

偏食——食事のことだから「健康・生活」? → ガイドラインでは認知・行動(こだわりの一種として)。ただし「自分でスプーンで食べた」のような食事の動作は「健康・生活」。
ごっこ遊び・まね——遊びだから? → 人間関係・社会性(遊びを通じた社会性の発達)。
ブランコで長く遊ぶ・水遊び——同じ遊びでも、感覚や体を使う遊びは運動・感覚。積み木で色や形を分けるなら認知・行動
癇癪——気持ちが崩れて泣き、なだめられて落ち着くのは人間関係・社会性(気持ちの調整)。急な予定変更や音・光がきっかけなら認知・行動
指差しで「あれ」と伝える——ことばは出ていなくても言語・コミュニケーション

大事なのは、正しく分けることが目的ではないということです。ガイドライン自身が「領域はお互いに関連していて、重なる部分もある」と書いています。分け方に迷う記録があること自体が、その子の育ちがひとつの引き出しに収まらない証拠でもあります。

家庭でやることは「書く」だけでいい

5領域を覚えて、分けながら記録する必要はありません。「ムヒを持ってきて痒いところを指差した」「ブランコで30分乗っていた」と、見たままをひとこと書くだけで十分です。

きろくのタネでは、そのひとことをAIがガイドラインの各領域の「ねらい」「支援内容」に沿って仕分けます。園や療育の先生から聞いた報告も同じ枠組みで仕分けるので、家と園のようすが同じ引き出しに並びます。分け方がちがうと思ったら、記録の✎から直せます。ことばノート(療育用・計画用)には5領域すべての見出しが立ち、記録のない領域は「なし」と出ます——先生が「この領域はまだ聞けていない」と気づけるように。

面談で、こう使えます

ひとこと書けば、5領域はAIが引き受けます

きろくのタネは、気づいたときの「ひとこと」を、児童発達支援ガイドラインの5領域に仕分けて残すアプリです。あなたの言葉は一字も変えません。面談の日に行き先を選んで「このまま出す」だけで、5領域に整理されたA4のノートになります。

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出典:こども家庭庁「児童発達支援ガイドライン」(令和6年7月)第3章 2(1)本人支援(ア)〜(オ)・第4章 2(2)児童発達支援計画の作成。こども家庭庁の掲載ページ。この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、医療上の助言ではありません。