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健診で見てもらえるのは数分
——家での様子を伝えるために、前の日にできること
- 1歳半健診・3歳児健診で医師の診察にかけられる時間は短いことが多い
- 食事・睡眠・ことば・遊びを前日に紙かスマホでメモしておく
- 聞かれて答えに迷ったことは、その場で保健師に聞いてよい
1歳半健診や3歳児健診の日、待合室で長い時間待ったのに、実際に医師や保健師と話すのはほんの数分だった、ということがあります。限られた時間の中で、家での様子をどう伝えればいいのか、何を聞かれるのか分からないまま当日を迎えると、気持ちの準備ができないまま終わってしまうこともあります。
息子の1歳半健診で、歩いているか、食事はどうかなど、いろいろなことを聞かれました。「何かしゃべってる?単語とか」と聞かれて「全くないですね」と答えたら、医師から「あんたの子供はおかしい」と言われました。ものすごくショックで、同時に腹が立ったのを覚えています。
初めての子どもだったので、できないことを不思議とも思わず、それが当たり前だと思っていました。その日から、息子の将来を思うたびにつらくなる日が増えました。
健診で見てもらえる時間はどれくらい?
1歳半健診や3歳児健診で、医師が一人ひとりの子どもと直接向き合う時間は、短いことが多いです。身長や体重の計測、問診、診察、保健師との面談など複数の項目を一日でこなすため、一つひとつにかけられる時間はどうしても短くなります。短い時間だからこそ、家でどんな様子か口頭だけで伝えるのは難しいこともあります。
前の日にメモしておくと伝えやすいこと
当日あわてないために、前日に家での様子を書き出しておくと、聞かれたときに答えやすくなります。項目ごとに短く書いておくだけで十分です。
- 食事:食べるもの、食べないもの、座っていられる時間
- 睡眠:寝る時間、起きる時間、夜中に起きるかどうか
- ことば:出ている単語、指差しや身振りでの伝え方
- 遊び:好きな遊び、一人遊びが多いか、大人と一緒に遊ぶか
- 体の動き:歩き方、走り方、階段の上り下りなど
メモはどんな形で用意すればいい?
決まった形式はなく、紙のメモでもスマホのメモ機能でも、普段の生活から自然に残せる方法で構いません。「きろくのタネ」のように、日々の様子を短く書き留めておける場があれば、健診の前にまとめて見返すこともできます。箇条書きで十分で、文章として整える必要はありません。
健診で言われた言葉にとまどったとき、どうすればいい?
その場で返す言葉が見つからなくても、あとから保健師や別の専門職に相談することはできます。健診でのやりとりは一度きりではなく、同じ日の中でも保健師との面談が別に設けられていることが多く、気になったことや言われて気になった言葉について、改めて聞き直すことも可能です。どう受け止めればいいか分からないまま持ち帰ることになっても、それを誰かに話していい場面だということは、覚えておいてもいいかもしれません。医学的な判断が必要なことは、かかりつけの医師や専門職に確かめてください。
1歳半健診と3歳児健診では何が違う?
見られる項目のおおまかな枠組みは共通していますが、年齢に応じて質問の内容や発達の目安は変わります。歩行やことばの出始めを見る1歳半健診に対し、3歳児健診では会話のやりとりや集団での様子が話題になることもあります。健診の進め方や項目の細かいところは自治体により異なるため、気になる点は事前に市区町村の窓口に問い合わせておくと、当日の流れがつかみやすくなります。
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この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、医療上の助言ではありません。健診で気になったことや言われた言葉について迷うときは、かかりつけの医師や保健師など専門職に相談してください。